春ちゃん……春ちゃん‥‥‥春ちゃん‥‥っ あの時の春ちゃんの声、言葉が離れない。 春ちゃんのうれしそうな顔、心配した顔、悲しそうな顔、照れた顔が浮かぶ。 「姉ちゃん♪」 「大丈夫?」 「…‥……っ」 「ご、ごめんね///」 春ちゃん。 意識がない今も不安で不安でしょうがない。 どうしてだろう。 こんなに不安になるのは春ちゃんが大切な弟だから? 違う。 ああ、やっと分かった。 私は春ちゃんが好きなんだーーーーー。