周りを見ると、立っているのは私たちと黒川組とあいつだけだった。

黒蛇は倒れて延びていた。

「なっ!」

あいつ………黒川は黒蛇がこんなにも意図も簡単に倒れるとは思ってなかったのか唖然として立っている。

美馬「すげぇ」

あんまり喋らない美馬が私たちを褒めている。

翔「蘭蝶の下っ端も動きに無駄がない。けど、幹部以上はもっとすごいです」

そりゃあ、私が地獄の特訓をさせたからね(黒笑)