それは無理だよ、春ちゃん。 私は、もう大切な人を失いたくない。 だから、春ちゃんたちがピンチになったら助けにいくから。 外を見ると、いつの間にか青嵐の下っ端たちもいた。 戦いがもう始まる。 「てめぇら殺れーっ」 おいおい、自分は戦わないのか。 「青嵐の皆様、大丈夫かな」 「黒蛇って不当な族なんだろ」 前者は女子が後者は族に入ってる男子が言った。 クラスには緊張感が走っている。