【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~


それから7年が経ち、私は12歳になった。

そして水野家には、私の義理にあたる姉と弟がいた。

姉の方は仲良くなれたけど、あの事件のせいで男の人は怖くて、弟の方とは仲良くなれなかった。

それにお父さんとお母さんの親は信じれるけど、水野家の親はどうしても信じられなくて私は心を閉ざしていた。

だって、いくら私が自分の娘じゃないからって扱いの差が激しいの。

服やご飯は一応作ってくれるけど。

まぁ、それは私が度のない分厚いメガネをしていて、すごく地味だからなんだけどね。

メガネをしているのには理由があるんだけどね。

それは、お父さんの親に念のためにって水野家に来る前に渡されたから。