動揺するな私。

こうなることは、私がモデルをまたやり始めた時点で分かっていたはず。

多分、あいつは私を捕まえるためなら何だってする。

自分の邪魔になる青嵐を族や組のやつを連れて潰しにくるはず。

でも私がいる限りそんなことはさせない。

春菜たちに言って、あいつらが来る日をハッキングしなきゃ。

私は立ち上がり、春ちゃんの部屋を出ようとした。