ガシッ ドアに手をかけた瞬間に腕を由衣に掴まれた。 愛菜「私、もう帰るよ?」 そう言っても、腕を離さない由衣。 すると由衣は、私の腕を引っ張って抱き締めてきた。 愛菜「えっ」 急だったから驚きを隠せない私。 由衣「なんなの本当に。愛菜があんなに可愛いこと言うから、さっきまでいじけてたのに全部吹っ飛んじゃったよ」 私、そんな可愛いこと言ったっけ? 由衣を少しチラ見すると、顔がすごく赤かった。 キュンッ 少しずつ由衣に惹かれてる私がいる。