宏「‥‥‥」 宏は全く喋らない。 春斗「どうしたの?」 春斗が問いかけると、宏はやっと口を開いた。 宏「俺、油断なんかしてない。本気でやってたんだ」 はっ? 油断してないって冗談だろ? 宏「あいつ、かなり強い。だってあいつ半分も力出してないから」 宏の言葉に唖然とする俺たち。 宏「俺、回し蹴りされたけど…‥あいつ蹴る前に少し加減したんだ」 さっきのことを思い出しながら話す宏。