近所のお兄様

理玖とお兄ちゃんが出ていった

「そこの女の子?名前は?」

少し優しい声で鈴を呼んだ

「鈴です…」

私は何があっても許すことは…

できない…

「なんで、水に濡れたかわかるかな?」

どこまでも優しい声…

「私が…イタズラしました」