いつも同じ空の下で



神様

どうしてヨシキなんですか?


私達は今から幸せになるはずだったのに

いっぱいいっぱい我慢して、ここまできたのに


どうして私からヨシキを奪うの?





大好きなヨシキ――



食いしん坊で

私の髪を撫でるのが癖で

いつも優しくて

少し甘えん坊で

私が困っている時は、いつも助けてくれる




今でも目を閉じれば、ヨシキの笑顔が見える



ジュリって呼ぶヨシキの優しい声

止まずに心の中で響いてる




グレーとブルーが混ざった綺麗な色の瞳

いつも真っ直ぐに私を見つめるヨシキ

きっと、私の事はなんでもお見通しだったよね




――ねぇ

こんなにも私の中はヨシキで溢れてる

こんなにも大好きって心が叫んでる




それなのに、ヨシキは消えてしまった




ヨシキとの最後の電話


『早く会いたい』


ヨシキの甘い声が耳の中で木魂する



私も会いたいよ

ヨシキ



会いに来てよ

抱きしめてよ

手を握ってよ

笑顔を見せてよ

優しく髪を撫でてよ





1人にしないで

ヨシキ