―――次の日
ヨシキはイギリスに行ってしまった
約束したとおり、見送りはしなかった
お互いの決心が揺らいでしまいそうだから
もうこの国にヨシキはいない
そう思うと、胸にぽっかり穴が開いた様な気持ちになった
でも・・・それでも頑張るって決めたんだ
〝Even if separated, it is under same sky″
そう書かれた指輪を握りしめる
――大丈夫
きっと4年後、笑って会える
そう信じて空を見上げた
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