「これ、どうすんの?」
そう言って床の段ボールに目をやる星野さん
真っ黒な瞳が、なんだか吸い込まれそうな引力を放っている
うぅ・・なんだか怖いよ~
「えっと・・・レジの横だったら邪魔だと思ったんで、とりあえず運んできたんです」
ここ持ってきちゃまずかったのかな?
なんか怒ってるっぽいし・・・
オズオズと言葉を飲み込んでいると、星野さんが再び段ボールを持ち上げた
「そ。だったら、あそこの棚に置いておくから」
「あ、ありがとうございます」
「別にいいよ。じゃ、俺売り場戻るから」
そう言い残して、スタスタと売り場へ戻って行った彼
相変らず、何を考えてるか分からない
ポーカーフェイスだなと、改めて思う
なんか掴めない人・・・



