いつも同じ空の下で



ふと夜空に咲く大輪の花を見つめて、以前ヨシキが言った言葉を思い出した



『変わらないモノなんてこの世にはないし、生きている者はすべていつかは死ぬ。でも、その生きてきた中で絶対輝いていた時があるんだよ。花火でも花でも人でも』




私と出会って人生が輝きだしたと言ったヨシキ

そして私もヨシキと出会って、何もないつまらない世界に色がついて、輝きだした




今も

変わらず輝いている




会いたい

抱きしめてほしい

私の胸は、今もこんなにもヨシキで溢れている



あの日と変わらないまま

眩しい程の輝きの中で

あなたを想っている