しばらくして、何かを決心したかの様に、下を向いていたヨシキが顔を上げた それまで同じ様に下を向いていた私だけど、つられる様にゆっくりと顏を上げて、ヨシキの方を向いた 太陽の光を取り込んで、キラキラと輝くヨシキの瞳 どこか希望に満ちた瞳 でも今はそれがなんだか、怖かった その先に、何を見つめているの? 私はギュッと手を握りしめてヨシキの言葉を待った ドクドクと体中が心臓になった様だった そして