いつも同じ空の下で



拳を握り締める私を見て、タバコをふかしながら鼻で笑う彼



「誤解を招くような事言っちゃダメだよ。連れ込んでなんてない。彼女は同意の上で俺の部屋に入った」

「だからって、無理矢理襲っていいはずないでしょ!!」



何とも思ってなさそうなコイツを見ていると怒りで発狂しそうだった

まるで自分を正当化して、ユウキが悪いみたいに――



「やっぱり高校生は子供だね~。大人はね、男の部屋に1人で入ったら何されても文句言えないの」

「そんなのおかしい!!」

「大声をだすな!!」



私の言葉に被せる様に、彼も叫んできた

その声に驚いて、思わずビクリと体が跳ねる




「1回ヤラれたぐらいでなんだよ。いつもヤッてんだろ? あのユウキって女も。気持ち良くしてやったんだから感謝してほしいぐらいだよ」



さっきまでの落ち着いた様子からは想像できない様な暴言を吐いている彼

その言葉に、眩暈がした



「あんた・・・自分が何言ってんのか分かってんの!? 謝ってよっ・・・ユウキに謝って!!」



こんなカスみたいな男にユウキが苦しめられてると思うと、狂ってしまいそうだった

悔しいやら腹立つやら、感情がグチャグチャになって涙が出た



「謝ってよ!!」




我を忘れて、もう一度そう叫んだ瞬間





「――っ!!」