ピンと張られた糸が私と彼の間にある
そんな中、何があったんだ? といった様子で女性のウエイターが私と彼の顔を交互に見ている
すると、彼もその様子に気づき、チラッと女性ウエイターを見ると
「少しこの子と話がある、後ろで話しているから、何かあったら呼んで」
そう言って、私を店の奥に行くよう促した
彼の進むままついて行くと、この前通された事務所ではなく、少し離れた所にある倉庫の様な所に通された
「店内で大声を出されたら困るしね」
倉庫の中に入った彼は、クルっとこっちを向いて不敵に笑った
その言葉を聞いて、思わず鼻で笑った
「別に大声なんて出しませんけど、聞かれてマズイ話なのは変わりないですよ」
「――で? 話って何?」
睨みつける私を横目に、彼はポケットの中からタバコをだして、シュボッとライターで火をつけた
完全に私をバカにしてる
そう思ったら、またフツフツと怒りが込み上げてきた
「ユウキから聞きました。あんたがユウキを部屋に連れ込んで無理矢理したって」
あまりの怒りにワナワナと唇が震えた



