カーペットの真ん中に置いてある小さなテーブルを挟んで座った私達
部屋の隅に立っていたユウキも、ゆっくりと私の前にストンと腰を下ろした
どこか重たい空気が部屋の中を覆う
それでも、目の前で瞳を伏せたままのユウキは一向に口を開かない
「ユウキ? 大丈夫?」
今にも消えてしまいそうなユウキの姿を見て、優しく話しかけた
すると
ポタッ
下を向いていたユウキの大きな瞳から涙が一粒零れた
すると、堰を切った様に溢れ始めた涙
私は慌ててユウキの側に駆け寄り、震える背中をさすった
「ごめんっ」
「大丈夫。ゆっくりでいいよ」
震える声で謝るユウキに、ヨシキが私達を見て優しく微笑む
でもハヤトは、怖い顔をしてユウキを見つめていた
しばらく泣き続けたユウキも、次第に落ち着きを取り戻してきた
その様子を無言で見つめる私達
そんな時がしばらく続いて
「――・・・実はね」
静かに、ユウキが話し出した



