いつも同じ空の下で




その言葉を聞いて、思わず足を止める



「え!? それで!? 風邪大丈夫なの??」



ハヤトからの突然の言葉に驚きながらも、嬉しくって思わず携帯をギュッと握りしめた


ユウキ、風邪治ったのかな?

心配かけた事、謝らせてやる!



今まで心を覆っていたものが一気に晴れ渡り、無意識に頬が上がる

しかし、次のハヤトの言葉を聞いて、再び心は地に落ちる




『それがさ・・・様子が変なんだよ』

「――変? 変って、どういうこと・・・」

『なんか放心状態というか・・・とにかく今からユウキの家に行かねぇ?』



ハヤトの言っている事が全く理解できなくて、グルグルと頭の中が回る

それでも、聞かれた言葉に弾かれる様に返事をした




「行く!!」









それから私とヨシキは、ユウキの家の近くの公園でハヤトと待ち合わせした

公園に着くとハヤトは既に着いていて、落ち着かない様子でベンチに座っていた




「ハヤト!!」




私達が声を掛けると、パッと顔を上げてこちらに駆け寄ってきたハヤト

その表情は固く、どこか曇っている

不安で押しつぶされそうになりながらも、冷静を装ってハヤトに詰め寄った




「ユウキ大丈夫なの?」

「――分からない」



ハヤトも混乱している様で、消えそうな声で呟いた