勝負下着

情事が終わると

編集長はすぐタバコをつける。

「…何度も言いますけど、うち禁煙なんで。灰皿なんてありませんよ。」

『はいはい、自分で持ってます。っていうか沙奈、今日やる気満々だった?紫に紐とか、完全に臨戦態勢じゃないか』

「にやにやしながら言わないでください。こんなの常に着てますから」

『常に臨戦態勢ってことか。じゃあ、編集部の空いてる部屋でもOKかな?』

「…さいてー」

『ははっ冗談だよ、さて、俺はそろそろ行くな。また明日、沙奈』

「…お疲れ様です、編集長」

『"裕介"、だろう?』

「裕介さん、また明日」

『いい子だ、愛してる』

思いっきり深いキスと

首にあとを残され

部屋を出て行った。