勝負下着

『おはよう、菅原さん』

「あ、おはようございます、手塚編集長』

「いやー、暑そうだね、歩いてきたの⁈駐車場からここまで来るのも嫌になるのに』

「うち、近いですからね。余裕だと思ったんですけど」

『すげー汗だく。ドリフのコントみたい』

と、編集長は笑う

「ドリフのコントにこんな汗だくになるようなやつありました?」

『いや、わかんないけど』

「なんですか、それ」

2人で話しながらエレベーターに乗り込んだ。