Cold phantom

「君なら、あの子を支えてあげられるんじゃないかな。君らはよく似ている。」

「…そう言う言われ方、なんか嬉しくないッス。」

「無神経だってよく看護の子にも言われるもんでね。一度、あの子に会ってあげてくれないか?同じ学校に入学してきたんだし、たまにで良いから声かけてあげて欲しいんだ。」

長池先生がそう言った後、二人分の足音がこちらに近づいてくる。

それと同時に私もベッドに戻り腰を掛けた。

似ているってどう言う事なんだろう?

長池先生の会話を聞く限りではまず容姿の事では無さそうだが、もしかして性格の事だろうか?

しかし、さっぱりした発声の会話を聞く限りそれはそれで府に落ちない、会っていないから何とも言えないが…

長池先生は、もう30後半に入っているだけあり、シワの彫りが若干深くなり渋味を増していた。

元々、かなりのイケメン(他の看護師からの意見)だけに、年を重ねてもダンディな雰囲気は残していた

ちなみに格好いいと言うのは認めるが、私のタイプではない。

どんなのが好きかと聞かれると困るが…。