瑞花ちゃんは大阪から来たらしく、
性格的にすぐに仲良くなれた。
「なぁ、なぁ!!桃菜ちゃんは
好きな子とかおるの?」
「へ!?」
いつも瑞花ちゃんは唐突だ。
「私は別に…」
「ほんならさ!!今年の体育祭で
紹介してあげる!」
「ありがとう!」
そういうと瑞花ちゃんは二カッと
した。
体育祭…嫌いなんだよな…。
足遅いし…。私のせいでA組が
最下位になったりしたらやだな…。
「桃菜ちゃん?」
「え?」「どうした?今、めっさ
怖い顔しとったで?」
「あ…私、体育祭嫌いなんだ…」
「なんで?」
「足遅いし……」
「そんなん気にすることないで?
うちかて、足には自信あるけど、
頭悪いし。一つは欠点あって
もいいんちゃう?」
瑞花ちゃんのおかげで元気が
出た気がした。
「ありがとうっ」
『はぁーい、席着いてね〜」
ガタガタッ
みんな一斉に席につく。
『このクラスの担任をすることに
なっちゃいました〜』
「あはは!!なんやそれ」
『こらっ!!飯沢さん、静かに!」
「はぁーい」
『えっと、柚子本杏です(ゆずもと
あん)。前の学校では、
ゆずもんって呼ばれてました〜』
なんか、ゆるい先生…。
『さっそくですが〜、テスト行います。
このクラスで成績が1番、2番に
学級委員をやってもらいます』
「うぇ〜!!」
いやそうな顔をする人、
私はバカだから大丈夫って人。
頭には自信あるから私!!
って人。
私はどれでもない。
性格的にすぐに仲良くなれた。
「なぁ、なぁ!!桃菜ちゃんは
好きな子とかおるの?」
「へ!?」
いつも瑞花ちゃんは唐突だ。
「私は別に…」
「ほんならさ!!今年の体育祭で
紹介してあげる!」
「ありがとう!」
そういうと瑞花ちゃんは二カッと
した。
体育祭…嫌いなんだよな…。
足遅いし…。私のせいでA組が
最下位になったりしたらやだな…。
「桃菜ちゃん?」
「え?」「どうした?今、めっさ
怖い顔しとったで?」
「あ…私、体育祭嫌いなんだ…」
「なんで?」
「足遅いし……」
「そんなん気にすることないで?
うちかて、足には自信あるけど、
頭悪いし。一つは欠点あって
もいいんちゃう?」
瑞花ちゃんのおかげで元気が
出た気がした。
「ありがとうっ」
『はぁーい、席着いてね〜」
ガタガタッ
みんな一斉に席につく。
『このクラスの担任をすることに
なっちゃいました〜』
「あはは!!なんやそれ」
『こらっ!!飯沢さん、静かに!」
「はぁーい」
『えっと、柚子本杏です(ゆずもと
あん)。前の学校では、
ゆずもんって呼ばれてました〜』
なんか、ゆるい先生…。
『さっそくですが〜、テスト行います。
このクラスで成績が1番、2番に
学級委員をやってもらいます』
「うぇ〜!!」
いやそうな顔をする人、
私はバカだから大丈夫って人。
頭には自信あるから私!!
って人。
私はどれでもない。

