<そう思うならそう思ってれば?つかそんな電話ならいちいち電話しないでくれる?俺だって勉強してんだから>
だんだん風磨の声が怒りに満ちていく。
どうしよう……
始まりは私のわがままなのに……
それなのに……こんな悪化しちゃった……。
そうわかってても風磨を許せない自分もいて……
いろいろ考えてたら私の頬に冷たい物が伝った。
この言葉は言っちゃダメ……
お願い!!私の口が塞がって……
「風磨なんて……大っ嫌い……グスッ……」
言ってしまった……
<美紅……?泣いてんのか……?>
あんな言葉言ったのに風磨は心配そうな声で聞いてくる……
優しすぎなんだよ……
でも……
「泣いて……ない……」
これはただの私の強がり……
<嘘言うな、泣いてるだ「ピッ」
私のプライドが許さなくてそのまま電話を切った。
だんだん風磨の声が怒りに満ちていく。
どうしよう……
始まりは私のわがままなのに……
それなのに……こんな悪化しちゃった……。
そうわかってても風磨を許せない自分もいて……
いろいろ考えてたら私の頬に冷たい物が伝った。
この言葉は言っちゃダメ……
お願い!!私の口が塞がって……
「風磨なんて……大っ嫌い……グスッ……」
言ってしまった……
<美紅……?泣いてんのか……?>
あんな言葉言ったのに風磨は心配そうな声で聞いてくる……
優しすぎなんだよ……
でも……
「泣いて……ない……」
これはただの私の強がり……
<嘘言うな、泣いてるだ「ピッ」
私のプライドが許さなくてそのまま電話を切った。

![[完]Dear…~愛のうた~](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.786/img/book/genre1.png)