「ごめんごめん。お弁当作ってたら遅くなっちゃた。」
今日は、私、ひかり、秋、宏紀の4人が学校で補習、他の4人は宿題を学校でやるために学校に行く。
「そっか、華はお弁当係だったね♪」
補習がお昼過ぎまでなのでみんなの分のお弁当を作ることになったのだ。
「お前の取り柄は料理ぐらいなんだから、ちゃんと作っただろうなぁ~。」
宏紀は私に喧嘩を売っているのだろうか。
「そんなこと言うんだったら、宏紀にはあ~げないっ!」
私は手に持ったみんなのお弁当を上に上げた。