わたし、百田明日香。中学2年生で、2年3組。
いま、明日香と話しているのが、親友のなっちゃんこと、有安菜月と、さやこと高城紗彩。
二人ともちょーおもしろくて、最高なんだよー!
そしてそして、いま話に入ってきたのが、広大、颯樹、松海←みんなからは、しんちゃんと呼ばれている。がきた!
こいつらは、怖い話が好きで、怖いの無理な明日香となっちゃんに話してくる。
「あのさ、この学校にいる霊しってるか?」
いやいや、知らないよ、そんなの。
「あー知ってるよ。あれでしょ?小さい女の子と男の子の双子の霊?名前なんだっけ?」
そんなのがいたんだー!怖っ
「そうそう。名前は、女の子が美桜→みさ、男の子が港→みなと
だ。」
なんでそんなに、詳しいだよ…!
「このふたりは、放課後に一人の生徒の前に現れて、見てしまった人は、学校を出るまで振り返ってはいけない…」
こっ怖っ!
「たしか、見てしまって振り返った人は、教科書、ノート、筆箱、とかその人の持ち物と自分を探すのを頼まれるってよ。」
「ねぇ、そういえば今日、宮崎きてなくない?」
なんでいないの?
すると、担任のハゲがきた。
いつもと雰囲気がちがう?
なにかおかしい!
「昨日から宮崎が行方不明だ…」
と言って、出ていった。
と、同時に明日香、なっちゃん、紗彩、広大、颯樹、松海にLINEがきた。
「ねぇ、明日香、宮崎から来たんだけど…」
「俺も。」
と、男子。
「なっちゃんも。紗彩は?」
「あたしも。」
「ほかにきたひといる!?」
「聡子きた…あす、怖い!」
「俺も来た。」
稔だ。
「内容は多分同じでしょ?明日香は、『今日の放課後、学校に残って俺を探してくれ。』だって。」
すると、みんなは、頷いた。
「よし!みんなで探して、宮崎を助けよう!」
と言った。
「おう!」
とかえってきたからよかったあー…
そして、わたしたちは宮崎を探すことになったのだ…