え〜!
私ってそんなに顔とか行動に出てる!?
【OK!わかった(^-^)v】
私は手紙にそう書いて、美咲に回した。
私の気持ち、そのまま美咲に話そう…
引かれたって、私の気持ちは変わんないんだから!


休み時間
「香菜〜〜〜〜!」
美咲が私の席にきた。
「美咲〜〜〜〜!うちの気持ち、聞いてくれる?」
「うんっ!聞く聞く!」
私は美咲にすべて話した。
空のこと。麻実が空の彼氏で私の親友のこと。
そして…
私の気持ち…


「うわ〜」
すべてを話し終えたとき、美咲が言った。
「ごめん…引いた?」
私が聞くと美咲は激しく首を横に振った。
「そんなわけないじゃん!恋なんていつ誰にするか分かんないしさ!引かないし!むしろ、応援したくなってきた!頑張ってね!私、香菜のこと応援するから!」
「ありがとう……(泣)」
「もー!なんで泣くの?……でも、親友が好きな人の彼氏って…複雑だね。」
そう…
問題はそこ……
一番の問題は、麻実が空の彼氏だってこと。