明日からは待ちに待った冬休み!
てことで、あたし豊澤梨玖(トヨサワリク)は数名の友達と遊びの計画を話し合い中です。
冬休みは何かとイベントが多いから今から楽しみ!
「リク」
突然名前を呼ばれ、声がした方を見ると双子の片割れがそこにいた。
「タカ!」
あたしの双子の弟、豊澤空(トヨサワタカ)。
「もう帰るの?今日は作品仕上げてくって言ってなかった?」
教室の入り口にいるタカに問いかける。
タカは絵を描くことが好きで美術部に所属している。
今日も今描いてる絵を仕上げてしまいたいからって残っていたはず。
「…メール」
タカがため息混じりに言った。
「メール?」
あたしは鞄から携帯を取り出して確認した。
マナーモードにしてたから気付かなかったけど、待受画面には『新着メール1件』の表示が出ている。
そのメールの差出人は…
「げっ!マサ兄!?」
あたしは思わず立ち上がってしまう。
マサ兄からのメールは決まっていつも命令形だ。
きっと今回も……。
「今すぐって横暴だよー」
メールを見た瞬間項垂れてしまう。
てことで、あたし豊澤梨玖(トヨサワリク)は数名の友達と遊びの計画を話し合い中です。
冬休みは何かとイベントが多いから今から楽しみ!
「リク」
突然名前を呼ばれ、声がした方を見ると双子の片割れがそこにいた。
「タカ!」
あたしの双子の弟、豊澤空(トヨサワタカ)。
「もう帰るの?今日は作品仕上げてくって言ってなかった?」
教室の入り口にいるタカに問いかける。
タカは絵を描くことが好きで美術部に所属している。
今日も今描いてる絵を仕上げてしまいたいからって残っていたはず。
「…メール」
タカがため息混じりに言った。
「メール?」
あたしは鞄から携帯を取り出して確認した。
マナーモードにしてたから気付かなかったけど、待受画面には『新着メール1件』の表示が出ている。
そのメールの差出人は…
「げっ!マサ兄!?」
あたしは思わず立ち上がってしまう。
マサ兄からのメールは決まっていつも命令形だ。
きっと今回も……。
「今すぐって横暴だよー」
メールを見た瞬間項垂れてしまう。


