2人とも黙ったまま、またもや時間が過ぎていったが、そこに気まずさなど無くむしろ心地よさまで感じてしまっていた美土里



斎藤もまた、美土里と同じであった


すると、どここらかこちらへ向かってくるような足音がしたかと思うと副長という男が部屋を訪れたが、美土里は内心


「(ちっ・・・なんでテメェが今くんだよ・・・)」


と、副長という男に悪態をついていたがそれは美土里だけの秘密である