その後は美土里が会話に入ることもなく、酌をしたり料理を作って運んだりと女中としての仕事を淡々とこなしていた
そんな美土里に疑惑を持つものもなく時間は過ぎていった
だが美土里は時たま現れる気配に気が付いていた
それは自分をも監視しており、い心地がいいものではなかった
だが問題は山崎ではないことに美土里は危機感を覚える
「(長州のやつらは山崎の気配に気が付いている・・・)」
普通の奴らに比べたら山崎は監察として有能であるが、長州の奴らもそこまで無能ではない
山崎本人が気が付いているのか疑問ではあったが、何か手を打たなければ・・・と美土里は考えていた


