翔一くんは愛ちゃんに愛されてる



ゆっくり離れると
怒って眉間に皺をよせ
俺を睨みつけているが
恥ずかしさで紅くなった頬
口をワナワナ震わせる愛ちゃん

「そんなにカワイイ愛ちゃん
他の男に見せるような
バカはいないだろ…」

「えっ!?
カワイイの??私…!?」

「うん、俺、直視ムリ」

そっぽを向く俺だが
チラリと愛ちゃんを見ると

キラキラの笑顔で
俺を見つめていた