隆司は頻繁に大阪に会いに来てくれるようになった。

あたしの娘ともチャットを始めた頃からよく知っていたので、娘を交えて3人で遊びに行ったりもした。



そしていつしか…




隆司はあたしが仕事に出てる間にも、あたしの家でゴロゴロしている事が多くなっていった。


隆司は九州に居る間は夜バイトをし、大阪に来てる時は1週間くらいあたしの家にいる。


わざわざ、九州から来てもらってるからごちそうしなきゃ。
それにあたしの方が年上なんだし。


そう思って、遊ぶ費用や、外食費など、結構な額を使っておもてなしした。


『おれって、県外の友達のところに遊びに行っても泊らせてもらえて宿泊費浮くんだよな~。

ご飯だって食いっぱぐれないからラッキーなんだよ。』



ん?


なんか…

それ違うような…



だんだんとあたしにモヤモヤが溜まっていった。