離婚して暫くしてから元夫は、妊娠したキャバクラの女の子と再婚したと、元夫の母親から電話で告げられました。


以前、あたしが

『この子と旦那が結ばれますように』

そう祈ったあのプリクラの女性だった。



『新しいお嫁さんところはご両親が資産家で、新婚旅行のハワイに私とお父さんも招待してもらったのよ~』


元夫の母親はうれしそうにあたしに話す。



『あなたは母子家庭で大変になるだろうけどがんばってね。』


なに言ってんだろこの人?…
そんな他人事みたいな言い方。


あたしと元夫との子供はあんたの孫でしょ。


離婚した息子の子供はお払い箱ですか?


だけどもあたしはそんな事を聞かされても、痛くもかゆくもなかった。


あっそ。


あきれ返って怒りも何も感じなかった。


結局、慰謝料も養育費も一切もらう事はありませんでした。


…というより、もらう気すら無かった。


あたしは何があっても絶対誰にも頼らない。
絶対ひとりで娘を守り通す。


それしか考えてなかった。





そんな頃、ゆうタンのうわさを耳にしたのでした…