隆司とチャットしたままゆうタンの電話に出た。
なんだかすごく酔っ払ってて内容がよくわかんない。

飲んで帰ってるって…
未成年なのにどんだけベロベロなのよ(;・∀・)

しばらくゆうタンとなんだか意味のわからない会話をしたけど、充電切れで切れてしまった。



しい: ゆうタン酔っ払いすぎて何言ってるかよくわかんなかった(笑)

隆司: 若さゆえにだな(笑)

しい: なんか今日子に買ってもらった帽子を今かぶってるんだって。

隆司: へ?なにそれ?聞いてないし。

しい: 昨日買ってもらったって・・・

隆司: ほ~~

しい: 一足早いクリスマスプレゼントだってさ。

隆司: ふ~~~~ん

しい: 聞いてなかったの?

隆司: 聞いてない。ゆうタンからプレゼント貰ったとは聞いてるが。

しい: え?そんなこと聞いてない・・・

隆司: へ??

しい: 知らない・・・

隆司: ハンドミキサーだったかな。

しい: 聞いてない。

隆司: 貰ったって言ってたぞ。

しい: ほほ~~

隆司: なんだかな~~

しい: だよね。

隆司: はぁ~・・・

しい: なんか、知らないことだらけのような気がしてきた。

隆司: 俺も・・・

しい: やっぱ、東京は遠いわ・・・

隆司: 遠いな・・・



あたしは大阪、隆司は九州、東京までの距離の遠さを思い知らされた。

離れている分、知らないことがどんどん増えていった。