蓮杖探偵事務所の飄々事件簿

やがて渋滞が緩和され始め、二人が乗っているトラックの速度も上がっていく。

時速60キロといった所か。

万が一落下すれば、怪我では済まないかもしれない。

そんなトラックのコンテナ上で。

「刑務所(ムショ)にぶち込んでやるぜ、覚悟しろ」

耕介は拳を鳴らす。

「やって御覧なさい…?」

腰に手を当て、余裕の表情のサハクィエル。

女だからと手加減などしてはやらない。

いきなり上段廻し蹴りを放つ耕介だが。

「遅いわね」

サハクィエルはこれを片腕でガードしつつ、耕介の股間に蹴りを入れる!