「・・・私も・・嬉しかったよ。圭さんがお父さんに言ってくれた言葉、全部が・・・嬉しくて幸せで堪らなかった」
圭さんの手に頬を包まれたままの恰好で、どこまでも綺麗で真剣な瞳に見つめられてドキドキと速くなる鼓動を止めることもできずに私は全身の熱が上がっているのを感じながら、熱に浮かされたみたいに呟いた。
体も圭さんに包まれている頬も、熱くて堪らない。
「あい、好きだよ。愛してる」
真剣な瞳で私を射抜いたまま、圭さんはそう呟くと私に影を落とした。
圭さんの綺麗な顔がすぐ間近まで近づいてきて、私は自然と瞼を閉じた。
触れるだけの唇。
柔らかくて、お風呂上りだからなのか少し熱い。
何度も角度を変えて私の唇を確かめるように繰り返されるキスが堪らなく心地よくて。
「んっ・・・ふぅっ」
私はギュッと圭さんのシャツを握り締めながら、甘い声を零した。
「あいの声、可愛すぎ。我慢できそうにない・・・お義父さん達の部屋は二階?」
耳元に唇をくっつけるように囁く圭さんの言葉の意味と、耳を擽る熱い吐息に私は高ぶる気持ちを抑えられなくなりつつ、ただ頷くだけで精いっぱいだった。
シーツを広げたばかりの布団の上に、そっと体重をかけて押し倒されて。
心地いいその圭さんの重みを手放したくなくて、私は自分から圭さんの背中に腕を回してギュッと抱き締めた。
「・・・・・あい、世界で一番可愛いよ」
甘い熱っぽい囁きを私の耳元に落として、圭さんは深く想いを注ぐようなキスをする。
そして、服の裾から忍ばせた繊細なのに、大きな男の人のその手を私の肌へ滑らせた。
圭さんのキスも手も。
すごく熱くて心地よくて。
私は湧いてくる感情と悦びにすべてを委ねた。

