「もしもし朋花」 「雄馬。お父さん、どんな風なの?」 「うん。今回麻痺が強いみたいだ。しばらく入院になるらしいよ。俺もしばらくこっちにいるつもりだ」 「うん。18日にお父さんのお見舞いに行ってもいいかな?」 「うん。ありがとう。帰ったら連絡してよ。迎えに行くから」 「わかった。お父さんお大事にね」 雄馬はこれからどうするのだろうか。 きっと、雄馬自身が今一番困っているだろうし、迷っているに違いない。