「笑ってろ。わあ、ネックレスだ。可愛いハートの」
「気に入ったか?」
「うん!すごく。ありがとう雄馬」
「クリスマスプレゼントは明日一緒に買いに行こう」
「えっ?ほんとに?あ、私も買ってなかったわ。あはは」
「俺は朋花だけでいいんだよ。朋花……」
雄馬が首筋にキスをしてきた……。
「雄馬……ダメ……」
〜〜お風呂が湧きました〜〜
給湯器の声に助けられた。
「あ、ほらお風呂、お風呂入ろう!」
「一緒に入ろうぜ」
「やだよ。恥ずかしいよ」
「なんでだよ。洗ってやろか?」
「絶対いや、先に入るからね」
「後でいくよ」
うふふ。
プレゼント嬉しかったな。
会えるだけで幸せだと思っていたから、全然頭になくて、ほんとにビックリした。
そっか、恋人になるってことはこういうことなんだね。

