魔法のキス




「あぁ、スゲー待たされたな。もう我慢出来ない」


「ちょっとダメよ!お風呂入れてくるから。お風呂が沸くまでの間にご飯食べよっ」


そう言って雄馬の身体から離れた。


「はいはい。後でゆっくりと愛してやるよ」


きゅぅぅぅぅぅぅぅん。
こんなにキュンとしたことないわ。


雄馬ったら、いつもはクールなのに、たまに甘い言葉言うのよね。
それが、私の心を乱すわっ。


おでんとおむすびなどを、リビングのソファーの方のテーブルに並べて、雄馬と並んでソファーに座った。



座っていれば安心よね。