「~~っ、ちょっとこっち!」
『わっ!?』
今出る力を出し切って真奈美の腕を引っ張り、女子トイレに駆け込んだ。
朝礼まで15分。
さっさと話せば間に合うか。
「真奈美のバカ!人の目があるってのに!!」
『さっさと白状しない美沙子が悪いんでしょー?』
な!?
全く反省していない真奈美に私はさらに血が上る。
「ってゆーか、私、准とヤッてなんかないしね⁉」
『准!?准って言った⁉もしかして…、』
「何よ、その目は。」
ありえないものでも見たかのように私の全身をなめるように見る真奈美。
全く失礼しちゃう。
「言っとくけど、昨日、准とは何もしてないから。」
…抱き合ったけど。
いやでも、こんなこと言ったら真奈美が発狂する。

