愛を囁いてもいいですか。




「…まぁ、この話はまた後で!皆、出てるんでしょ?」

『はぁ…、誤魔化すのだけは上手いんだから…』


ちょうどよく化粧直しも終わったところで、話を切り替え、いざコートへ。

ここからは試合モード。


「絶対勝つ!」

『当たり前。』


会場に出ると──

ワァアーーっ!!

歓声を一気に浴びる。


『真奈美、美沙子っ、遅いっつーの!』

「『ごめんって』」


そして、チームメイトに怒られた。


「さっ、ウォーミングアップしよ!!」


全員揃ったところで、それぞれウォーミングアップを始めた。


チームの中で、一番私が背が低い。

けれど、そのぶんスタミナやジャンプ力や俊敏さは負けない自信はあった。

──と言っても、162㎝だけど。

ちなみに、真奈美は174㎝ね。