音に乗れ!

夏休み前に決めた応援団に、初沢くんも入ってた。

夏休み中に何度か集まってる応援団の中に大輔くんもいた。

わたしも、きっと沙代も応援団に入りたいけど、吹奏楽部は演奏をするから入れない。

わたしは下を向いたまま鞄に荷物を詰め込んだ。

前の席のバレー部の女の子がクルッと振り返る。

「早織ちゃん。これあげる。」

「なぁに?」

広げた手のひらにおさまったのは、プリクラだった。

よく見なくても読めてしまったコメントには
【これから野球部と合コン】
と、まぁるい字で書いてあった。

わたしはゾクッとした後で心臓がバクバク言うのがわかった。