「あっはっはー そりゃないよ美沙ー」 この私の失敗を声高らかに笑ったのは親友の咲希だ。 昨日の事を話したのだ。 「そんな笑わなくてもいいじゃんー あたしだってどうしたらいいかわかんなかったんだからー」 「まー、 その場は仕方ないとしてー 帰りは? 島田君来た?」 「来たよー 一緒にかえったんだー♡ そのときは、大丈夫だったよ? 部活の話とかしてかえったんだー♡」 「へー よかったじゃん!」 「うん!!」