それから僕は 毎日 仁美のそばにいた。 いつもいつも側にいた。 朝は6時から仁美の家の前にいた。 朝起きるのを確認した。 仁美が家を出ると 後ろから一緒にいった。 時折、仁美は振り返ったり 小走りしたりしていた。 あぁ…そうか。 僕と一緒にいれるのが嬉しいのかな? 僕も嬉しいよ。