「もしもしー」
名前を見ないで出てしまった
誰なんだろう
「咲」
李恵だ……
「あ!り、李恵。
どうだった?」
「振られたよ…」
え??
今
振られた
って言った?
「なんで!?
絶対なんかの間違いだよ!」
そう李恵に言ってみるものの
「間違いなんかじゃないよ……
ねぇ、咲
もう帰っちゃった?
今教室にいるの」
涙声の李恵
帰ったなんて言えなかった
「ううん。
今校門でたとこだったの。
すぐいくね」
私はもうすぐで家に着くとこだった道を引き返した
名前を見ないで出てしまった
誰なんだろう
「咲」
李恵だ……
「あ!り、李恵。
どうだった?」
「振られたよ…」
え??
今
振られた
って言った?
「なんで!?
絶対なんかの間違いだよ!」
そう李恵に言ってみるものの
「間違いなんかじゃないよ……
ねぇ、咲
もう帰っちゃった?
今教室にいるの」
涙声の李恵
帰ったなんて言えなかった
「ううん。
今校門でたとこだったの。
すぐいくね」
私はもうすぐで家に着くとこだった道を引き返した


