では、なぜこんな状況かとゆうと。 遡る事、1時間前。 「ん〜…」 朝。 頬になにかの感触があり目が覚めた。 目をあけると 「…はよ。心優」 私を抱きしめたまま、私の頬で遊んでいるかいくんの姿。 抱きしめられた? だ、抱きしめられてる!? 「…………………きゃっ!!!」 「そんな化け物が居たみたいに言うなよなー…」 と、少し拗ねているかいくん。 なんだか、子供っぽいなぁ。 そう思ってクスリと笑ってしまった。 「ふふっ…」 「なんだよ?」 「んーん!なーんにも!!」