「ブっ ハッハッハッハッ


心優、ほんとおもしれぇのな」


そう言いながらまだ笑っている。

よく分からなくて


ほぼ無意識に水嶋くんを見つめてたら


いきなり視界が逆転した。


「そんな潤んだ目でみつめんなよ。

俺も

―男なんだから」


私に馬乗りにして言う彼。


「なぁ。


お前俺の女になれ。


俺がお前を守ってやる。」


「ふぇ?


あたし…ですか?」