「ふふ。お姉さんの唇はどうだった?」





唇に手を当て聞いてくる渚は、俺の答えを待たずに「拓郎の唇好きだよ」とまた重なる唇。




流石にちょちょっと!!!と渚の肩を持ち、離した。



不服そうな表情を浮かべてるのを知りながらう動悸が激しいのを気づきながら





「な、なんでするんだよ」





一生懸命冷静を装って言ってた。でも、あいつはそれに気づいてて笑う。






「拓郎どうする?二人きりだよ。」





28には見えない幼い笑顔と白くてながい手足にかなりどきどきしてしまう。