「お前...キス魔?」

「ちげーよ!...たぶん」

キス魔て...アホか!


「...どうして?」

「どうしてって...」


もう一回あの状況に戻って考える


...木に手を置くたび

アイツは顔赤くして

上目づかいで...


もう意味分かんなくて...

「分からない」

「おいっ...たぶんさ」

コイツには分かるのか?


「妬いたんだとおもうよ」

「...は?」

「俺が光ちゃんに告って」