「あさって学校だし、明日には帰る。…お母さんにも、今日、電話して謝ってみるね。」

「そう。」



そう言って、祖母は嬉しそうに微笑んだ。



「せっかく来てくれたんだもの。ゆっくりしていってね。」

「うん!」



おばあちゃんの言葉に甘えて、また、いつものように階段をのぼり、お母さんの部屋へ行く。

ベッドに横になると、疲れがたまっていたのか、あっという間に夢の世界へ行ってしまった。