心地よい暖かさに包まれた春。
私、七瀬結愛は中学生最後のクラス発表待ちをしてる。
「結愛~、ラスト一緒がいいよ~...」
大親友の香奈が抱きついてきながら言う。
「私も一緒がいいよーっ」
8時になり、校門前のボードにクラスが貼りだされた。
私の通ってる中学は2クラスしかなくて人数も少ないので、皆顔見知り。
「...った...あったよ!!!結愛!一緒だよ~っ」
3年B組の欄にきちんと二人の名前が記されていた。
「本当だ!やったーっ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…