青の向こう




そうやってじっとしている内にだんだん睡魔が襲ってきた。

昼ご飯を食べてすぐに家を出て、団地の坂を上り、自転車を止めてから今度は歩いて坂道を下る。

その後のお昼の2時の睡魔は強烈だった。


私は何度も閉じかける瞼を静止しようとしている内についに耐え切れなくなった。


まあいっか、と諦めて後ろに倒れる。


ちょうど割と大きい長方形の形になっており、頭はぎりぎり落ちずに済んだ。

寝心地は相当悪いが。


完全に目が閉じると表情は自然と綻んでいた。

そして意識が遠退いていって、やけに五月蝿い蝉の鳴き声を聞きながら私は眠りの穴へと落ちていった。






それからすぐだったかもしれないし、実はもっと時間が経っていたかもしれない。

声が聞こえてきた。